2013年の第0巻からスタートし、これまでに全11回(第0巻~第10巻)までを実施した「朗読劇タチヨミ」。
声優・松野太紀がステージ構成、脚本、キャストに至るまで全てをプロデュース。出演者には錚々たる声優陣が出演。観客に声で伝えることだけに集中し、黒で統一された舞台上には数本のマイクスタンドのみ。キャストの衣装もすべて黒で徹底し、観客は声優たちの語りによって物語の世界に没入していく、新感覚の朗読劇。
舞台の内容は、経験豊富な作家陣が描く渾身の物語5~6本のオムニバス形式。ジャンルもコメディやサスペンス、ファミリーものからミュージカルまで多岐にわたる。演目は同じでも毎日どの声優がどの役を演じるのか分からないところも魅力のひとつ。朗読劇ブームとなっている昨今、「朗読劇タチヨミ」は声優の朗読劇の先駆けとも言える舞台であり、他にはないオムニバス形式で観客を魅了し続けている。